高嶋晋一+中川周
Shinichi Takashima+ Shu Nakagawa
パフォーマンス作品などを手がけ執筆活動も行う美術作家の高嶋(1978年東京都生まれ)と、博物資料やプロダクツの撮影に携わる写真家・映像作家の中川(1980年高知県生まれ)によるユニット。2014年から共同で映像制作を開始し、それ自体は画面内に見えるものではないカメラの運動性を基軸とした作品を発表する。運動視差を利用した測量にも似た手法で、人間不在の世界を描く。個展に「視点と支点――最短距離のロードムービー Perspective and Pivot Point: The Shortcut Road Movie」(MEDIA SHOP|gallery、京都、2019年)。主なグループ展に「それぞれの山水」(駒込倉庫、東京、2020年)、「CADAN:現代美術」(寺田倉庫B&Cホール、東京、2020年)、「IMG/3組のアーティストによる映像作品展」(Sprout Curation、東京、2019年)、「第10回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、東京、2018年)、「引込線2017」(旧所沢市立第2学校給食センター、埼玉、2017年)、「Self-Reference Reflexology」(milkyeast、東京、2016年)、「無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION」(milkyeast、東京、2015年)など。ヴィデオ・スクリーニングに「Experimental film culture vol.3 in Japan」(space&cafeポレポレ坐、東京、2021年)、「〜映像と斜陽」(scool、東京、2020年)、「あたかも二本の矢が正反対の方向に飛び去ったあとの点のように」(岡山大学、岡山、2019年)、「すべてが映像化した後に撮られる映像について」(MEDIA SHOP|gallery、京都、2018年)、「親密と対岸」(krautraum、東京、2017年)。共同企画の書籍として、引込線/放射線パブリケーションズ『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』(EOS ART BOOKS、2020年)。
個展
2019 「視点と支点――最短距離のロードムービー Perspective and Pivot Point: The Shortcut Road Movie」MEDIA SHOP|gallery(京都)
グループ展
2015 「無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION Pre-Exhibition」milkyeast(東京)
2015 「無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION」milkyeast(東京)
2016 「Self-Reference Reflexology」milkyeast(東京)
2017 「引込線 2017」旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉)
2018 「第10回恵比寿映像祭」東京都写真美術館(東京)
2019 「IMG/3組のアーティストによる映像作品展」Sprout Curation(東京)
2019 「引込線/放射線 Absorption/Radiation」第19北斗ビル、旧私立所沢幼稚園(埼玉)
2020 「それぞれの山水」駒込倉庫(東京)
2020 「CADAN:現代美術」寺田倉庫B&Cホール(東京)
ヴィデオ・スクリーニング
2017 「親密と対岸」krautraum(東京)
2018 「すべてが映像化した後に撮られる映像について――高嶋晋一+中川周《standstill》上映/プレゼンテーション」MEDIA SHOP|gallery(京都)
2019 「あたかも二本の矢が正反対の方向に飛び去ったあとの点のように――高嶋晋一+中川周 映像作品上映/プレゼンテーション」岡山大学(岡山)
2020 「〜映像と斜陽」scool(東京)
2021 「Experimental film culture vol.3 in Japan」space&cafeポレポレ坐(東京)
公開研究会
2019 「かがく宇かん公開研究会 カガクとクウカン/ときどきクモリ」片山津地区会館 テリーナホール(石川)
印刷物・書籍
2017 『引込線 2017』カタログ
2019 『Venue Issues』(「視点と支点――最短距離のロードムービー」展用に自主制作した印刷物)
2020 引込線/放射線パブリケーションズ『政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術』EOS ART BOOKS